一本の電話から全てが始まった・・・・・・・

1月24日の夕方、一本の電話が!
「こちら、アメリカのTV局ですが、今度カントリーウエスタンのシンガーコンテストを
そちらでさせて頂けないか?」
五十嵐と言う男からのTELで、「東京でも話しをしたんですが、なにぶん予算が無いのと、
キャパシティーとか色々あって、
HONKY TONKさんで受けて 貰えないか?」
私はその人の話し方、声のトーンに誠実さと共に、 不安感と言うか、 自信のなさそうなものを感じ、
「面白そうな話ですねー。ところで、何時の話ですか?」 と尋ねると、
「実は2月の28日を予定しております」
「なんですって?!そんなバカな!時間がなさ過ぎる・・・。
HONKY TONKの2月のライブスケジュールは既に 印刷に出している」
こちらのスケジュールを見るとBEAU YATANI&HisDALLAS&STEPPERS(土)。
それを見た瞬間、 「解かりました。お受けいたします。」 と答えていた。
なぜなら、その日はベストナイト、DALLAS&STEPPESならお客さんは満杯、いい画が撮れる・・・。
どのようなTV局、どのような内容かも解らず時間がないから とりあえずOKして協力してあげよう。
「予算は結構です、面白い事をやりましょう!絶対成功させますよ」
次のTELで「YATANIさん、もう一つお願いがあります。
コンテストのジャッジを引き受けてもらえませんか?
それからもう一人ジャッジに適当な方を紹介していただけませんか?」
私は迷わずカントリーミュージックの評論家、清水俊夫氏を推した。
そしてこのプロジェクトは走り出した・・・・・・・・・
その後、私のパソコンに一通のメールが入り、そこには 
ナショナル・ジオグラッフィク・チャンネル の名が有った。
私はおおいに驚いた!! 凄いスーパーメジャーなTV局。
私は勝手に「予算が無い無い」って言葉で アメリカのローカルTVからの話と思い込んでいたから・・・・・・・

BEAU YATANI